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灯白社

10 known investors

個人クリエイターと共創してIPグッズ物販・プロモーション・IP開発を手がける東京のエンタメスタートアップ。

Also known as Tohakusha · Tohakusha Inc. · ワンスト · ワンダーストーリー · 株式会社灯白社

Investors · 10

Also in the syndicate · 9

GENDANOWNOW ファンドけんすう(古川健介)三菱UFJキャピタル中山淳雄原田明典(Coalis ジェネラルパートナー)大湯俊介荒木英士(REALITY 代表取締役社長)

Company profile

researched Aug 2026

株式会社灯白社(Tohakusha Inc.)は東京都渋谷区に本社を置く、個人クリエイターとの共創を軸としたエンターテインメント企業。イラストレーター、VTuber、ボカロPなどの個人クリエイターを起点に、企画・プロモーション・マーチャンダイジング(物販)・コンテンツ開発の4機能を組み合わせ、出版社・版権企業・配給会社・商業施設ディベロッパーと連携する事業を展開している。掲げるミッションは「世界をもっとビビッドに。」で、個人クリエイターが権利を保持したまま作品を育てられる「クリエイターエコノミー」の実現を目標とする。

事業は3領域に整理されている。共創物販(マーチャンダイジング)事業では、クリエイター公式グッズの企画開発から販促・販売までを行い、独自ECの「ワンスト ONLINE SHOP」を運営するとともに、商業施設でのポップアップショップや限定ストアなど販売と体験を融合した企画を実施している。プロモーション支援事業では、SNSフォロワー100万人超のクリエイターや「第五人格(Identity V)」などのゲームIPと連携し、リアルとデジタルを組み合わせた施策を提供する。共創IP事業では、オリジナルキャラクターに声優やストーリーを付与し、ASMR・ボイスドラマ・Live2Dアニメーションなどの形式で制作、アニメ・ゲーム・グッズ展開を目指している。自社物販データを市場分析に用いてIP育成の確度を高める手法をとる。

創業初期には、イラストレーターの一枚絵をシナリオライターがストーリー化するビジュアル作品プラットフォーム「ワンダーストーリー(ワンスト)」を2021年2月に公開し、吉田誠治氏らクリエイターとの作品・グッズ制作を行っていた。グッズ売上の一部をクリエイターに還元する設計を採用している。

Founding story

代表取締役の小木曽一輝氏は慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、スタートアップ、Microsoft(外資IT)、電通(総合広告代理店)でプランナーなどを経験。個人としてコミケに出展するクリエイターを手伝う中で、知名度のあるクリエイターが十分な収入を得られない一方で製作委員会側の企業が安定収益を得るという構造への疑問を持ち、内側から仕組みをつくる立場を目指して2020年6月に灯白社を設立した。

Business model

個人クリエイターやIPホルダーと共創し、グッズの企画・製造・販売(自社EC「ワンスト ONLINE SHOP」および商業施設でのポップアップ・展示型店舗)、IPプロモーションの企画から実施までの受託、共同版権・オリジナルIPの開発という3領域を相互に連携させる。プロモーション施策が物販売上を押し上げ、その販売データが新規IP開発の指針となる循環を事業設計に組み込んでいる。商業施設でのプロモーションイベントと物販を連動させ、実質無償でのプロモーション実現を可能にするなど、ワンストップ提供を訴求している。

グッズ・IP商品の企画販売(オンラインショップおよびポップアップ・催事での物販)、クリエイターやIPホルダー向けのプロモーション企画・実施の受託、共創IPのコンテンツ開発・マルチメディア展開(ボイスASMR等の継続リリース)。物販売上の一部はクリエイターへ還元する設計としている。

Traction

2021年2月23日にビジュアル作品プラットフォーム「ワンダーストーリー」をリリース。プロモーション領域では「第五人格」の日本独自キャンペーンで全国47都道府県・100店舗以上のドン・キホーテでのアイテム販売を実現し、秋葉原店ではファンミーティングを実施。ドン・キホーテ秋葉原店でのクリエイターコラボ物販展では第1回参加クリエイターのSNS総フォロワー数が1,000万人超、第2回は計600万フォロワー規模。出水ぽすか氏の個展をGINZA SIXで開催。2022年8月開始のコンテンツ開発領域ではボイスASMRを月4〜8本のペースでリリース。2025年の『STEINS;GATE 15周年記念POPUP企画展』では初日の整理券500枚が即日完売した。会社側は創業以来年率300%の成長を続けているとしている。

Latest developments

2026年1月13日、プレシリーズAラウンドでの資金調達を公表。既存投資家のANRI、NOW、GENDAに加え三菱UFJキャピタルが参画し、同時にデットファイナンスも実施(調達額は非公表)。資金は「IP開発領域」への新規投資、「展示融合型のIP物販ポップアップ」の体制強化、グローバル展開の加速に充当するとしている。同ラウンドを機に事業推進/Bizdev、IP開発プロデューサー、版権グッズ企画/生産管理などの採用を強化。直近では『STEINS;GATE ファイナルミッション』会場内ブースでのグッズ販売、『Identity V 第五人格』コラボ企画「第五人格OKINAWANEO」、米国でのアニメ『ワンパンマン』第3期POPUP SHOPなどを実施している。

Full profile — market position, technology, go-to-market, geography, history, risks & controversies

Market position

クリエイターエコノミー領域の共創型総合エンタメスタートアップとして、クリエイター発掘からリアルイベント・物販までを一気通貫で行う体制を強みとしている。従来のIP産業では権利を版元が買い切る構造が主流でクリエイターに収益が還流しにくいという課題認識に立ち、個人が権利を保持するモデルを掲げる点を差別化要因としている。

3事業(物販・プロモーション・共創IP)の相互連携による相乗効果、クリエイターが作家性と版権を保有したまま収益を得られる契約・還元設計、少数精鋭チームによる企画・制作・運営の一体運用と短期間での大規模案件遂行力、物販データに基づくIP育成の確度向上。

Technology

オリジナルグッズを販売する自社ECサイト(Shopifyベースの多通貨対応オンラインショップ)を運営。コンテンツ側では、キャラクターに脚本・声優を付与したボイスASMRやボイスドラマ、Live2Dアニメーションの制作を行い、自社物販データを用いた市場分析をIP開発に活用している。

Go-to-market

強固なクリエイターネットワークを起点に、版権企業・出版社・配給会社と組んで案件化する。ドン・キホーテ(全国47都道府県・100店舗以上、秋葉原店での全面協力企画)やマルイ、GINZA SIX、銀座蔦屋書店といったリアル店舗・商業施設を活用したポップアップ、原画展、サイン会、ファンミーティングなどオフライン施策とSNS上のバズ施策を組み合わせる。海外では現地ポップアップショップや体験型イベント、海外企業との共同プロジェクトを実施している。

イラストレーター、VTuber、ボカロPなどの個人クリエイター、版権企業・出版社・配給会社・ゲームパブリッシャー、商業施設・ディベロッパー、およびそれらIPのファン(一般消費者)。

Geography

本社は東京都渋谷区(渋谷一丁目12番8号、採用媒体上は桜丘町16-13 桜丘フロントⅡビル3F)。国内は秋葉原・銀座などの商業施設を中心に全国のドン・キホーテ・マルイで展開。海外では米国でのアニメ『ワンパンマン』第3期POPUP SHOP開催など、アジア・欧州を含むグローバル展開を進める方針。

History

2020年6月に設立。2021年2月23日にビジュアル作品プラットフォーム「ワンダーストーリー」をリリースし、吉田誠治氏、しまざきジョゼ氏、わいっしゅ氏、坂内若氏らクリエイターの参画を得て作品・グッズ制作とオンラインショップを開始。2022年8月にコンテンツ開発(ボイスASMR等)を開始。2024年8月にANRIらから約1億円のアーリーラウンドを実施し、同年10月に個人投資家を引受先とする2ndクローズを発表。2026年1月13日にプレシリーズAラウンドの実施を公表し、三菱UFJキャピタルが新規参画、併せてデットファイナンスも実施した。

Risks & controversies

調達額・評価額は非公表で、財務の詳細は開示されていない。事業は他社保有の有名版権とのコラボや商業施設での期間限定企画への依存度が高く、版権企業・施設との関係やIPごとの人気動向に左右されやすい。年率300%成長や2026年度以降の上場という目標は会社側の説明であり、外部検証された実績ではない。従業員数についても社内発表(40名、正社員・業務委託含む)と外部データベースの記載(20名以下)に差異がある。

Compiled by commissioned research from 8 cited public sources — announcements, filings, and press listed under research sources below.

Key figures

latest reported
ボイスASMRリリースペースOct 2024月4〜8本
みずほ銀行との当座貸越契約限度額Jan 202670,000,000 JPY
年成長率(会社発表)Jan 2026年率300%
従業員数(外部データベース記載)Aug 2026~20人
従業員数(正社員・業務委託含む)Jan 202640 人
物販展第1回参加クリエイターのSNS総フォロワー数Oct 20241,000万人超
物販展第2回参加クリエイターの合計フォロワー数Oct 2024600万人
資本金(資本準備金含む)Jan 202636,500,000 JPY

Company-reported or press-reported figures, each dated to when it was claimed — not independently audited.

Timeline · 12

launches, deals, and filings
Aug 2026
『STEINS;GATE ファイナルミッション』会場内ブースでオリジナルグッズを販売

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Aug 2026
『Identity V 第五人格』コラボ企画「第五人格OKINAWANEO」オリジナルグッズ情報を公開

人気クリエイターと『Identity V 第五人格』のコラボ企画第5弾として2026年7月18日に開催決定を発表。

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Jul 2026
アニメ『ワンパンマン』第3期 POPUP SHOPをアメリカで開催

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Jan 2026
プレシリーズAラウンド資金調達、三菱UFJキャピタルが資本参画

既存投資家のANRI、NOW、GENDAに加え三菱UFJキャピタルが新規参画。同時にデットファイナンスも実施。調達額は非公表。資金はIP開発領域への新規投資、展示融合型IP物販ポップアップの体制強化、グローバル展開に充当。

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Jan 2026
みずほ銀行と限度額7,000万円の当座貸越契約を締結

プレシリーズAラウンドにあわせデットファイナンスとして締結。IPグッズ物販および体験型イベント事業への投資加速に用いる方針。

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Jan 2025
『STEINS;GATE 15周年記念POPUP企画展』開催

秋葉原の総合ディスカウントストアでタイムマシン再現展示、原画展、館内エスカレーターや外装ラッピングを実施。初日は整理券500枚が即完売。

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Oct 2024
「第五人格」日本独自キャンペーンの実施

中国発グローバルコンテンツ「第五人格」の日本独自キャンペーンを手がけ、フォロワー100万人超クリエイターの書き下ろしイラスト展開と全国47都道府県・100店舗以上のドン・キホーテでのアイテム販売を実現。秋葉原店ではオフラインのファンミーティングも実施。

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Oct 2024
個人投資家を引受先とするアーリーラウンド2ndクローズ

原田明典氏(Coalisジェネラルパートナー)と荒木英士氏(REALITY代表取締役社長)を引受先とする第三者割当増資を発表。金額は非公表。

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Aug 2024
ANRIらから約1億円のアーリーラウンド調達

ANRI、NOWファンド、けんすう(古川健介)氏、大湯俊介氏、中山淳雄氏を引受先とする1億円の調達。

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Jan 2024
出水ぽすか個展「Oceanic Tranquility Art Exhibition」をGINZA SIXで開催

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Aug 2022
コンテンツ開発領域(ボイスASMR)事業を開始

自社コンテンツや他社のマルチメディア展開支援としてボイスASMR領域に注力を開始。

source ↗

Feb 2021
ビジュアル作品プラットフォーム「ワンダーストーリー」リリース

イラストレーターの一枚絵をシナリオライターがストーリー化する読書体験プラットフォームを公開。連載第一弾は吉田誠治氏との「水屑カスケード」。オリジナルグッズショップも展開し、グッズ売上の一部をクリエイターへ還元する設計を採用。

source ↗

Dated company events from announcements, filings, and press; legal rows summarize public dockets and regulator releases.

Research sources · 8

primary sources listed

8 public sources were cited for this profile; the first-party ones are listed here.

Frequently asked questions

What does 灯白社 do?
個人クリエイターと共創してIPグッズ物販・プロモーション・IP開発を手がける東京のエンタメスタートアップ。
Who are 灯白社's investors?
灯白社's investors include NOW Japan.