アイデミー
Acquired20 known investors
東大発のAI・DX人材育成企業。法人向け学習基盤「Aidemy Business」とAI実装支援を提供し、2025年にアクセンチュア傘下に。
Also known as Aidemy · Aidemy Inc. · Goods株式会社 · 株式会社アイデミー
Investors · 20
Also in the syndicate · 18
Company profile
researched Aug 2026株式会社アイデミー(Aidemy Inc.)は、東京大学発のAI・DX人材育成企業。中核サービスは法人向けオンライン学習プラットフォーム「Aidemy Business」で、生成AIの業務活用やPythonプログラミングといった実務者向け内容から、Word・Excel・IT基礎といった初学者向け内容までを対象に、人材要件定義、スキルアセスメント、研修設計、学習促進までを一気通貫で支援する。個人向けには、AI・DX・データ解析を対象としたリスキリング講座とキャリア支援を提供する。
起点となった学習サービス「Aidemy」は、PCへの環境構築を要さずブラウザ上で演習を開始でき、Python、numpy、pandas、scikit-learn、TensorFlowなど実務で使われる技術スタックを、理論よりも実践重視の教材と自動採点システムで学べる設計を採る。ディープラーニングや自然言語処理を含む約50コースを揃え、一部講座は無料で提供された。
人材育成に加え、幅広い業務・業種に最適化されたAIシステムの開発・実装・運用に関する知見を持ち、組織変革コンサルティングを含む法人向けAI/DX支援サービスを展開する。グループ会社としてfact-real、MABOROSHI、to-Rを有する。2023年6月に東証グロース市場に上場し、2025年にアクセンチュアの公開買付けを経て同社傘下に入った。
Founding story
創業者の石川聡彦氏は東京大学工学部に進学し、大学3年生のときに現在のアイデミーの前身となる会社を創業。当初は大学生向けの弁当デリバリーサービスやポイントカードアプリなどを手がけたが成果に至らず、休学を経て修士1年時には新卒就活も検討していた。同じシェアオフィスに入居していたCandleの金靖征氏が22歳で事業売却を果たしたことなど周囲の刺激を受け、VCからの調達に踏み切る。学部時代の専門である環境工学(水処理分野での機械学習応用研究)の経験と、自動運転や医療などあらゆる領域でAIが注目される状況を背景に、2017年にAI学習サービスとしてのアイデミーを立ち上げた。
Business model
アイデミーは法人向けサブスクリプション型のオンライン学習プラットフォーム「Aidemy Business」を中核に、講師派遣型研修、人材要件定義・スキルアセスメント・研修設計・学習促進の伴走支援、さらにAIシステムの開発・実装・運用支援(組織変革コンサルティングを含む)を組み合わせて提供する。個人向けには「Aidemy」ブランドでAI・DX・データ解析のリスキリング講座とキャリア支援を展開しており、教育(学習)と実装(システム開発)の双方から収益を得る構造となっている。
法人向けe-learning「Aidemy Business」の利用料(2025年8月に新料金体系を導入)、講師派遣型研修、AI導入・実装・運用支援サービスの提供対価、および個人向けリスキリング講座の受講料から収益を得る。2025年5月期の売上高は20.56億円、営業利益0.43億円、最終損失0.08億円で、2026年5月期は売上19.5億円・営業損失3.15億円の赤字計画を公表していた。
Traction
「Aidemy」は正式公開から3カ月で会員登録ユーザー1万人超、コード実行回数100万回超を記録。2020年1月時点で約50コースを6.5万人以上のユーザーに提供し、法人向け「Aidemy Business」は50社以上へ導入、2年で400社以上への展開を目標としていた。2018年度グッドデザイン賞を受賞。2025年5月期の売上高は20.56億円。
Latest developments
2025年8月14日、アクセンチュアがアイデミーの完全子会社化に向け、普通株式1株1,450円(前日終値1,081円に対し約34%のプレミアム)での公開買付けを開始すると発表。アイデミー取締役会は賛同と応募推奨を決議し、筆頭株主の石川聡彦氏は応募契約を締結した。2025年8月15日〜9月29日の買付期間で応募が買付予定数の下限を超え、9月30日にTOB成立が公表された。決済開始日をもってアイデミーはアクセンチュアの子会社となり、残存株式・新株予約権の取得後に東証グロース市場を上場廃止となる予定。買収は2025年11月10日にクローズし、アイデミーおよびグループ会社(fact-real、MABOROSHI、to-R)の約130名がアクセンチュアに参画する。アクセンチュアは本件を、2024年3月に3年間で10億ドルの投資を表明した学習・リスキリングサービス「LearnVantage」の強化に位置づけている。
▸Full profile — market position, technology, go-to-market, geography, history, risks & controversies
Market position
日本最大級の先端技術ラーニングサービスとして位置づけられ、サービス開始2年で登録ユーザー6.5万人超、法人向け「Aidemy Business」は2020年1月時点で50社以上に導入された。東京大学発スタートアップとして2023年6月に東証グロース市場へ上場し、2025年にはアクセンチュアが国内の「学習×実装」供給能力を補完する対象として買収した。
環境構築不要でブラウザ上から10秒で演習を開始できる学習体験、自動採点システム、理論より実践を重視した教材構成を特徴とする。教育コンテンツの提供にとどまらず、人材要件定義からスキルアセスメント、研修設計、学習促進、さらにAIシステムの開発・実装・運用までを一貫して担える点が、学習単体のプラットフォームとの差異として位置づけられている。教材は東京大学大学院准教授の加藤真平氏の監修のもとで開発された。
Technology
ブラウザ上で環境構築不要にプログラミング演習を開始できるオンライン学習環境を提供し、受講者が書いたコードは仮想環境上で自動採点される。教材はPython、numpy、pandas、scikit-learn、TensorFlowといった技術を扱い、ディープラーニングや自然言語処理を含む。加えて、幅広い業務・業種に最適化されたAIシステムの開発・実装・運用に関する知見を有する。
Go-to-market
個人向けのオンライン学習サービスで先端技術学習の利用者基盤を築いたうえで、法人向け研修「Aidemy Business」へ展開する構造を取る。製造業を中心とする企業の研究開発部門、DX担当、AI推進室などが主な導入先で、ダイキン工業やテクノプロといった事業会社との資本・業務提携を通じた顧客開拓も行った。2025年にはギブリーとDX・AI活用支援のパートナーシップを締結している。
主な顧客は、AI・DX人材の育成と組織変革を進める法人。製造業を中心に、研究開発部門、DX推進担当、AI推進室などで利用されている。個人向けにはAIエンジニアを目指す学習者やリスキリング希望者を対象とする。
Geography
本社は東京。設立時は東京都渋谷区道玄坂に所在し、その後、東京都千代田区大手町一丁目(Otemachi Oneタワー6F)に所在する。2018年8月には「Aidemy」海外版の開始を計画していた。
History
2014年6月、東京大学在学中の石川聡彦氏がGoods株式会社として設立。大学研究室での機械学習応用研究やクライアント企業のアプリケーション制作・データ解析の受託を経て、2017年12月20日にAI特化のオンラインプログラミング学習サービス「Aidemy」の正式版をリリースした。2018年5月にUTECをリードとするプレシリーズAを実施し、同年には法人向け「Aidemy Business」を開始、2018年度グッドデザイン賞を受賞した。2019年11月にテクノプロとの協業を発表し、2020年1月にはUTECリードのシリーズAで8.3億円を調達して企業のAI内製化支援を拡大した。2023年6月22日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場(証券コード5577)。2025年8月14日にアクセンチュアが1株1,450円でのTOB開始を発表し、同年9月29日までの買付期間を経てTOBが成立、決済開始日をもってアクセンチュアの子会社となり、買収は2025年11月10日にクローズした。上場廃止が予定されている。
Risks & controversies
2026年5月期は売上減少と営業損失3.15億円の赤字計画を公表しており、規模拡大と投資回収の両立が課題として指摘されていた。また、アクセンチュアによるTOB成立に伴い上場廃止が予定されており、スクイーズアウトによる非上場化が進められる。
Compiled by commissioned research from 8 cited public sources — announcements, filings, and press listed under research sources below.
Key figures
latest reportedCompany-reported or press-reported figures, each dated to when it was claimed — not independently audited.
Timeline · 11
launches, deals, and filings2025年8月15日から9月29日までの買付期間中に応募された普通株式・新株予約権が買付予定数の下限を超え、公開買付けが成立。決済完了をもってアイデミーはアクセンチュアの子会社となり、残存株式取得後に東証グロース市場を上場廃止となる予定。アイデミーおよびグループ会社(fact-real、MABOROSHI、to-R)の約130名がアクセンチュアに参画する。
アクセンチュアがアイデミーの完全子会社化に向けたTOBを発表。買付価格は1株1,450円で、8月14日終値1,081円に対し約34%のプレミアム。アイデミー取締役会は賛同および応募推奨を決議し、筆頭株主の石川聡彦氏が応募契約を締結。買付期間は2025年8月15日〜9月29日。対象は普通株式および新株予約権で、成立後はスクイーズアウトにより非上場化を予定。
企業向けのAI/DX人材育成研修サービスを開始し、2020年1月時点で50社以上に提供。製造業を中心に研究開発部門、DX担当、AI推進室などで利用されている。
エンジニア向けのAI特化オンラインプログラミング学習サービス「Aidemy」の正式版を公開。公開から3カ月で会員登録ユーザー1万人超、コード実行回数100万回超を記録した。
Dated company events from announcements, filings, and press; legal rows summarize public dockets and regulator releases.
▸Research sources · 8
primary sources listed
- 【1月第4週資金調達サマリー】オンラインAI学習サービス「Aidemy」運営のアイデミーが8億3千万円の調達など | STARTUP DB Medialp.startup-db.com · web
8 public sources were cited for this profile; the first-party ones are listed here.
Frequently asked questions
- What does アイデミー do?
- 東大発のAI・DX人材育成企業。法人向け学習基盤「Aidemy Business」とAI実装支援を提供し、2025年にアクセンチュア傘下に。
- Who are アイデミー's investors?
- アイデミー's investors include Global Brain, Skyland Ventures.