ライフネット生命保険株式会社
Public · 2 known investors
インターネットを主な販売チャネルとする日本の独立系オンライン生命保険会社(東証プライム上場・証券コード7157)。
Also known as LIFENET INSURANCE COMPANY · ネットライフ企画株式会社 · ライフネット生命
Investors · 2
Company profile
researched Aug 2026ライフネット生命保険株式会社(英文社名 LIFENET INSURANCE COMPANY)は、東京都千代田区二番町に本社を置く生命保険会社で、東京証券取引所プライム市場に上場している(証券コード7157)。2006年10月にネットライフ企画株式会社として設立され、2008年3月に現商号へ変更、同年4月に内閣総理大臣より生命保険業免許を取得し、5月に営業を開始した。第二次世界大戦後初、日本国内では74年ぶりに内外の保険会社を親会社とせずに設立された独立系生命保険会社とされる。監査等委員会設置会社であり、代表取締役社長は横澤淳平。決算期は3月31日、会計監査人は有限責任あずさ監査法人。
事業は生命保険業で、保険外交員を置かない直販のネット生保として創業し、インターネットを主な販売チャネルとする。商品は保障性商品に特化し、定期死亡保険、定期・終身医療保険、女性向けの医療・がん保険(レディース)、定期・終身がん保険、就業不能保険、認知症保険を個人向けに提供するほか、住宅ローン債務者向けの団体信用生命保険事業を金融機関を通じて展開する。また保険募集代理店として、ソニー少額短期保険が引き受ける「わりかん がん保険」の媒介も行う。事業区分としては、自社ブランド・自社プロモーションによる「ダイレクトビジネス」と、パートナー企業の経済圏に保険商品・サービスを組み込む「パートナービジネス」、および団体信用生命保険事業に整理されている。
2008年11月には、国内の保険業界で初めて保険料の手数料部分「付加保険料」と原価部分「純保険料」の比率を全面開示した。2026年3月期(単独)の保険料等収入は512億1700万円、経常利益28億5700万円、純利益34億600万円、純資産224億7900万円、総資産1037億4500万円、従業員数242名。資本金は266億7500万円、発行済株式総数は8034万768株(いずれも2026年3月31日現在)。
Founding story
日本生命保険出身の出口治明が2006年に同社を退職し、同年、生命保険準備会社であるネットライフ企画株式会社を設立して代表取締役社長に就任した。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社として開業した。同社は保険外交員を置かない直販のネット生保として創業し、関係する人物として出口治明および岩瀬大輔が挙げられる。出口は2013年に社長職を岩瀬大輔に譲り代表取締役会長兼CEO、2016年に代表取締役会長、2017年6月に取締役を退任した。
Business model
オンラインを主軸に個人向けの保障性生命保険を直接販売し、保険料収入を得る生命保険業。自社ブランドで販売するダイレクトビジネスと、パートナー企業の経済圏に保険商品・サービスを組み込むパートナービジネスの2つを個人保険事業として展開し、加えて金融機関を通じて住宅ローン債務者に提供する団体信用生命保険事業を持つ。保険募集代理店として他社(ソニー少額短期保険)の商品の締結媒介も行う。
保険契約者から受け取る保険料等収入が主な収益源であり、保険料は将来の保険金支払いの原資となる純保険料と、運営経費等にあたる付加保険料で構成される。2026年3月期の単独の保険料等収入は512億1700万円。
Traction
保有契約件数は2009年8月に1万件、2010年12月に5万件、2011年12月に10万件、2012年11月に15万件、2019年1月に30万件を突破し、2026年7月末時点で70万件を超えた。死亡保険の保有契約高は2012年1月に1兆円を突破。2024年度の新契約件数は73,260件。2026年3月期(単独)の保険料等収入は512億1700万円、経常利益28億5700万円、純利益34億600万円。保険金・給付金の「最短当日支払い」は開始から1年で直近の平均支払日数0.58日となっている。
Latest developments
2023年8月30日に三井住友フィナンシャルグループと資本業務提携を締結。2026年4月30日には日本航空(JAL)との資本業務提携を発表し、JALはauフィナンシャルホールディングスが保有する株式18.32%(294億円相当)を同年6月までに取得、2026年6月18日に取得完了と主要株主の異動が公表された。auフィナンシャルホールディングスとの資本提携は解消される一方、KDDIとの業務提携は継続する。2026年5月29日には保険代理店子会社ライフネットみらいの保有全株式(91.1%)を同年6月29日をめどに売却し子会社から除外すると発表。2026年8月25日には全部門への自社開発AIエージェント導入完了を発表し、8月21日には保険金・給付金の最短当日支払い開始から1年の実績を公表した。2025年12月には定期がん保険を新発売し、終身がん保険をリニューアルしている。
▸Full profile — market position, technology, go-to-market, geography, history, risks & controversies
Market position
自社を「オンライン生保のリーディングカンパニー」と位置づける。保有契約件数は2026年7月末時点で70万件を突破。2026年オリコン顧客満足度調査の生命保険 総合で2年連続第1位、2025年「HDI格付けベンチマーク」(生命保険業界)の問合せ窓口格付けとWebサポート格付けの両部門で最高評価三つ星を獲得している。
国内の保険業界で初めて付加保険料と純保険料の比率を全面開示した点、保障性商品に特化した商品構成、店舗・営業職員に依存しないネット申込による割安な保険料、原則オンラインで完結する申し込み手続き、保険金・給付金の最短当日支払いを特徴として掲げる。なお、純保険料からも危険差益・利差益が発生するため純保険料を「原価」として説明することへの批判も報じられている。
Technology
インターネットを販売チャネルの中核とし、見積りから申し込みまで原則オンラインで24時間完結できる仕組みを提供する。2009年には日本初とされるモバイル生命保険申込サービスを開始した。近年はAIやマイナンバー等のITサービス活用(Tech & Services)を重点領域に掲げ、2026年8月には全部門への自社開発AIエージェントの導入を完了したと発表している。保険金・給付金についてはオンライン請求を含め最短当日支払いの体制を整えている。
Go-to-market
創業以来、保険外交員を持たないインターネット直販を基本チャネルとし、テレビCM等の自社プロモーションを行う。2014年からは店頭窓口での対面販売を追加し、アドバンスクリエイトの「保険市場」店頭での販売開始、ほけんの窓口グループとの代理店委託契約締結など販売チャネルを拡張した。KDDI(au)、三井住友フィナンシャルグループ、日本航空といったパートナーとの資本業務提携を通じ、パートナー企業の経済圏に保険を組み込むエンベデッド型の展開も進めている。
個人向け生命保険では、初めて保険を契約する若い世代を中心とし、年齢は20代~40代が中心(2024年度に成立した新契約73,260件ベース)。2024年度の申込者アンケート(有効回答857名)では、約半数が初めての保険加入としている。団体信用生命保険では住宅ローン債務者が対象で、金融機関経由で加入する。
Geography
日本国内を事業基盤とし、本社は東京都千代田区二番町。海外では2013年12月に韓国の教保生命保険との合弁会社・教保ライフプラネット生命保険が営業を開始したが、2014年11月に同社の関連会社から外れた。
History
2006年10月にネットライフ企画株式会社として設立。2008年3月に商号をライフネット生命保険株式会社へ変更、4月に生命保険業免許を取得し、5月に営業を開始、11月に付加保険料を業界で初めて全面開示した。2009年6月に日本初のモバイル生命保険申込サービスを開始、同年8月に保有契約件数1万件を突破。2010年2月に個人向け就業不能保険「働く人への保険」を発売、12月に保有契約件数5万件を突破。2011年12月に10万件を突破し、2012年1月に死亡保険の保有契約高1兆円を突破、同年3月に東証マザーズへ上場した。2012年10月に「じぶんへの保険プラス」を発売、11月に保有契約件数15万件を突破。2013年12月には韓国の教保生命保険との合弁会社である教保ライフプラネット生命保険が営業を開始したが、2014年11月の新株発行により議決権比率が低下し関連会社から外れた。2014年5月には商品改訂とともに店頭窓口での対面販売を開始し、12月にほけんの窓口グループと代理店委託契約を締結。2015年4月にKDDIと資本・業務提携、2019年1月に保有契約件数30万件を突破、2023年8月に三井住友フィナンシャルグループと資本業務提携を締結した。2025年7月に東証プライム市場へ市場区分を変更し、2026年4月には日本航空との資本業務提携を発表した。
Risks & controversies
新契約の伸び悩みが継続的な経営課題とされ、2012年度に年間60,685件あった新規契約は2014年度に27,982件まで減少した。毎月の契約申込数は2013年4月から2015年3月まで24か月連続、新規契約数は2013年5月から2015年9月まで29か月連続で前年割れとなった。会社はマーケティング手法、顧客利便性の不足、競争環境の変化を要因として挙げ、2014年の中間決算で中期計画上の2015年度経常収益目標を150億円から95億円へ引き下げた。また、付加保険料開示に関しては、純保険料からも危険差益等の利益が生じるため純保険料を保険の原価として説明することは誤りとする批判があり、2013年度は保険料収入7,537百万円に対し保険金等支払1,196百万円、危険差益1,141百万円であったと指摘されている。
Compiled by commissioned research from 8 cited public sources — announcements, filings, and press listed under research sources below.
Key figures
latest reportedCompany-reported or press-reported figures, each dated to when it was claimed — not independently audited.
Timeline · 23
launches, deals, and filings保険代理店のライフネットみらいの保有全株式(91.1%)を2026年6月29日をめどに自己株式取得に応じて譲渡し、子会社から除外することを発表。
JALがauフィナンシャルホールディングスの保有する株式18.32%(294億円相当)を2026年6月をめどに取得。auフィナンシャルホールディングスとの資本提携は解消されるが、KDDIとの業務提携は継続。2026年6月18日に取得完了と主要株主の異動が公表された。
2025年「HDI格付けベンチマーク(公開格付け調査・生命保険業界)」の「問合せ窓口格付け」「Webサポート格付け」両部門で最高評価三つ星を獲得(13回目のダブル受賞)。
大手通信キャリアのKDDI(au)と資本・業務提携を締結し、同社を引受先とする第三者割当増資を実施。KDDIが筆頭株主となった(報道では15.95%出資)。
医療保険および生命保険の商品改訂を発表するとともに、アドバンスクリエイトの「保険市場」店頭で保険商品の販売を開始し、ネットのみであった販売チャネルに対面販売を追加。
韓国の教保生命保険との合弁会社である教保ライフプラネット生命保険が営業を開始。2014年11月の新株発行により議決権比率が低下し、関連会社から外れた。
Dated company events from announcements, filings, and press; legal rows summarize public dockets and regulator releases.
▸Research sources · 8
primary sources listed
- 会社情報 | ライフネット生命保険株式会社ir.lifenet-seimei.co.jp · web
8 public sources were cited for this profile; the first-party ones are listed here.
Frequently asked questions
- What does ライフネット生命保険株式会社 do?
- インターネットを主な販売チャネルとする日本の独立系オンライン生命保険会社(東証プライム上場・証券コード7157)。
- Who are ライフネット生命保険株式会社's investors?
- ライフネット生命保険株式会社's investors include Globis Capital Partners, SMBC Venture Capital.
